HIB 細菌性髄膜炎

下の息子、一誠が一昨日、退院した。

10日、急に熱が出て、いつも行っている近所の病院に行ったら、「すぐに大きい病院に行って、調べてもらってください。」と言われ、風邪か何かかと思ってたのに、そんな事言われて、少し戸惑ったけど、一誠が生まれた荏原病院に、急いで行った。一誠、どんどん顔色が悪くなり、普段、色白だけど、消えてなくなってしまうくらいの白さに・・でも、検査をして、帰れると思ってた。でも、結果は、即入院。頭の中が真っ白になった。主人と二人で行った。取り合えず、私は、撮影が控えていたので、衣装を届けに行ったり、撮影を代わって行ってくれる人を手配したりしながらも、途中、パニックになり、泣いた。仕事の人の前で泣いたのは、初めて。説明しながら、泣いてしまった。死んじゃうかもしれない・・・頭をよぎった。病院で、検査結果は、最悪のHIB細菌性髄膜炎と診断された。しかも、細菌の数は、かなり多いと・・HIB・・主人が、前に新聞で読んで、怖い病気だからと、杏は、1歳の時、ワクチンを討った。一誠も討とうと思ってた。思ってた矢先にかかってしまった。でも、その病気の怖さは、具体的には覚えてなかった。調べて更に、真っ白になった。年間600人の子供がかかる病気で、かかると約5%の割合で死にいたり、約4分の1の確立で、脳や、耳に障害が残る・・・年間600人しかかからない病気にかかってしまった。その事実。100人のうちの5人が死んで、25人が障害。。もう、人生で、こんなに血の気がひいいた事はない位、ぞっとして、倒れそうだった。ワクチンを討っていたら・・一誠、まだ、喋れないから、耳が聞こえなくなってしまったら、話すことも出来ない。。もう、泣くしかなかった。小さい身体に、あちこち針をさして、痛い検査、泣いて泣いて、声が出なくなった。こんなに辛い思いをさせてしまった。杏も一大事を感じたのか、入院中、頑張った。杏の水疱瘡が移ってる可能性もあるからと、小児科での入院ではなく、感染病棟での入院だったので、24時間付き添いをすることに。結果的に付き添えて良かったんだけど。。周りのみんなに助けてもらった。「お母さんがしっかりしないと。」と言われ、泣いていられないと、頑張れた。普段、みんな、仕事と子育てで忙しい。私達も、基本、夫婦二人で、なんでもやって来た。でも、今回ばかりは、みんなに助けてもらった。みんな忙しいのに、助けてくれた。。心から感謝です。。一誠は、ありがたい事に、結果、後遺症で肝臓がダメージはあったものの、今の所、特に問題なく終わった。本当に良かった・・今でも少し不安だけど、このまま、どうか、無事に大きく育って欲しい。親の責任・・もっとちゃんとしっかりしないと。。

どうか、お願いです。もし、近くに赤ちゃんがいたら、HIBワクチン、肺炎球菌ワクチン、討つのを勧めてください。欧米では、ほとんどの赤ちゃんは接種しています。日本も、このワクチンの助成が出るようになったけど、まだまだ、知らない人が多いみたいです。どうか、一誠のようにかわいそうな思いをしなくてすみますように・・

すっかり忘れてたバレンタイン。。隣に住む姪っ子が、作ってくれた。かわいい。。

コメント / トラックバック2件

  1. ふみ母 より:

    元気な姿見れてちょっとほっとしたよ。
    大変だったね、家族全員頑張ったね。
    しばらく熱には要注意だね。
    肺炎球菌も受けた方がいいんかな。受けてないや。。
    また何でも云ってね。頼ってくれて嬉しかった。
    預かるの、ぜんぜん大変じゃなかった。楽しかった。
    子供がいっぱいいるっていいね。ほんと。
    二人目、頑張れる?かな。。。

  2. mika より:

    ふみ母さま

    ホントにありがとうね~(涙)
    訳が分からなく、メロメロになってた時に、「とにかく落ち着いて」の言葉で、ハッして、杏のことでは、大丈夫と言ってくれて、ものすごく安心した。

    肺炎球菌も、また、HIBと同じ様な物だから、受けたほうがいいとは思うけど、3歳ともなれば、大丈夫だと・・でも、怖いよね。。昨日、杏、3種混合の追加ワクチン、やっと討ったよ。これからは、ちゃんと責任持って、ガンガン行くよ。

    二人目、始めちゃえ~~沢山だと、心配も沢山だけど、幸せも増えるよ。。ふみちゃん、女のこっぽいし。世話好き姉さんになるんじゃない??大変な時は、私にも、頼ってね。東京にいて欲しいなぁ・・みんな一緒に育っていけたらいいなぁ・・・・・・・・・(希望)

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